意味と意図と意思
意味
(1)言葉・記号などで表現され、また理解される一定の内容。
(2)ある表現・作品・行為にこめられた内容・意図・理由・目的・気持ちなど。
(3)物事がある脈絡の中でもつ価値。重要性。意義。
(4)表現によって暗示的にほのめかされる深い味わい。含蓄。
(5)ある表現・行為・物事などのもつ内容を表すこと。
意図
(1)何かをしようと考えること。
(2)こうしようと考えていること。めざしていること。
意思
(1)心の中に思い浮かべる、何かをしようという考え。思い。
(2)〔法〕
(ア)民法上、欲求ないし承認。表示行為の直接の原因としての心理作用。
(イ)刑法上、自分の為(な)そうとする行為についての認識。
コミニュケーションに於いて、相手を理解する時 {意味 < 意図 < 意思} の順で深度は増します。
また同時に、不思議と言語の規範を超えて、未分化な事象へ向かって行きます。
言葉を超えた、言葉にできないもの程、心の奥にあり、濃度は高いのです。
ヒトは、言葉を超えたものを言葉に当てはめる瞬間、事象のカテゴライズや情報収集への思考を止める習性があります。
言葉はイメージを心理的に捉えたと錯覚させ、安堵感をもたらす。
大人も子供も、言葉を覚えるのと、社会に適応することは密接に関係している。
それは、言葉や言語は、正に文化そのものであるから。
しかしながら、言語はそれ以上でもも、それ以下でもないことも、事実である。
つまり正確に言うと、言葉は心象までは伝えられない。
言葉のコミニュケーションでは、言葉から意味を、さらに意図と意思を汲む作業を率先したい。
また、他の感覚でもそれらの感受性は同様であろう。
関係の関係性
デザインの目的は関係性を形作ることです。
一般的にデザインはモノを作ることのみと、認知されています。
森羅万象、自体は無から発生しないく流転しモノと成っている点から、無から作ることは厳密に言うと出来ない。
絵画も絵の具の鉱石とメディウム、キャンバスと言う、モノの組み合わせによって、絵画は絵画足らしめている。
ここで[デザインが関係性を作ること]とを敢えて言うのは、デザインの目的、それ自体が関係性を構築する方法だから。対比的にアートは関係性を観ることとも言える。
さらには、『体感的』に関係性の問題を解決できる方法をデザインは担ってる。
さて、関係性とは何と何の関係?
もちろん、点と点、線、面、色、素材、量、人、物、言語、概念…など。精神的や物理的、数値的に解決することも重要なことかもしれませんが、おおよその各個人が体感的に解決できる答が求めらる。
デザインは物と物が例え異なりすぎて際立つとしても、環境や文化社会に調和が出来ることが望ましい。その点でデザインはとても流動的で、価値観や時代背景に左右される。
ITやPCの恩恵も有りますが、あらゆるジャンルの垣根は超えやすく、またオーバージャンルに展望出来るスキルが求められている。時代が経るほどコルビュジェの「道具は身体の四肢である」という格言は忘れてはいけない。
物事が多様化しているかのように思えるのは錯覚で、緩やかに一つの波に呑まれている。これからのデザイナーに求められるのは、思想や言語を網羅した柔軟で確固たる個性とスキル。
それは心から始まる多様性のある生活の起点の糧になると思う。
時代は成熟を迎え、現在の手法は環境問題もそることながら、再構築する過渡期であると思う。スポイルされた私見、利権を一回捨てることは出来ないだろうか?
価値観の再構築とは、そういうことである。事物は現段階での認識より、より多面的で身近なのモノであると思う。
少なからず、私は自分の体感を自分の価値基準にしたいし、信じたい。それをあなたと私の関係で共有出来るのならば、これほど嬉しいことはない。