武術から美術と日本へ
武術、殊に古武術には日本的感覚が詰まっています。
まず「ぶ」はの音には
【無】【歩】【不】【分】【武】【夫】【部】【侮】【嘸】【奉】【憮】【无】【舛】【葡】【舞】【嘸】【蕪】【賦】【錻】【廡】【豊】【誣】【鵐】【廡】
が当てはまります。
次に「じゅつ」はの音には
【術】【述】【恤】【朮】
が当てはまります。
それらの意味を含め武術はぶじゅつなのです。
武術のおおきな特徴の1つは身体的武術は体をひねらず、静から動と直線的に身体を扱う。
西洋スポーツと比べ武術が武術足らしめる点でもある。
力学的にも実は体をひねらないことは無駄のない動きで、今や100m走の選手はこれに習っている。体をひねって動くのは、自然と思われるが、予備運動の惰性から生まれる動きで、バランスを取りつつ動くのに優れているだけの稚拙な動作なのだ。
最も負荷の少ない動きは、重力を味方にした動き。
それは自己の意思とは別に存在する環境を考慮すること。
つまるところ自然を感じ一体になる日本的美的間感覚に繋がるのです。
自我を超越した流動的かつ普遍な存在を自分に取り込むことで、儚さや虚しさをより高次元で捉える術ではないでしょうか。
日本文化は武術においても美術においても八百万の神と通信する神道を主とする文化背景が見え隠れするのです。
平面的でありながら立体的に見える、一元多神を信じ実行するさまは正に術でしか他ならない。
美術はartではなく、美術は美術でなのです。
そんな日本がこの上なく奥深い。
ちなみにに「び」はの音には
【美】【日】【火】【微】【備】【媚】【寐】【寐】【尾】【嵋】【弥】【弭】【彌】【未】【枇】【梶】【濔】【瀰】【琵】【眉】【糒】【糜】【縻】【薇】【跛】【靡】【麋】【麋】【麼】【鼻】
が当てはまります。
それらの意味を含め美術はまたびじゅつに成り得る。



